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しあわせな二人・しあわせのつくり方

しあわせな二人・しあわせのつくり方

2020/09/30

これからご結婚を控えている方、
パートナーと一緒に暮らしている方には

ぜひ読んでもらいたい本があるのでご紹介します。

 

引田かおりさん・ターセンさん共著の「しあわせな二人」。

そして続編である「しあわせのつくり方」。

吉祥寺にあるギャラリーとパン屋を営むご夫婦が

それぞれの語り口で夫婦生活や日常において

大切にしているものや、考え方なんかを

紹介されています。

読み終わったあとは、こころがじんわり芯からあたたまるよう。
それでいて、こころの中に清々しい春の風が

ふうっと吹きぬけたような気持ちがする本たち。

そうそうそう、と頷きたくなるような言葉が散りばめられなんだかわからないけれど涙がじんわり出て来たり、
たまらない気持ちになります。

 

とくに、1冊目の「しあわせな二人」は

これまで何度読み返したか数えきれないほど。

一人の大人としても見習いたい、

背筋がすっと伸びる考え方に溢れています。



-結婚当初「どんなに仕事ができる人でも、

家事はできない、子育ては女の仕事だと言う人は、

尊敬できない」と、カーリンにきっぱり言われた。
肩書きや年収より、「人として」という

価値基準をしっかり持った女性だったので、
大きな仕事を成功させて浮かれて報告しても、
「それでたくさんの人が幸せになるの?」と、

いつも聞かれていた。 ターセン-

「しあわせな二人」より


当時の彼が、家庭の細かなことをいちいち

気にするような人だったら、もしかして

何百人もの部下を束ねるような仕事はできなかった

かもと思います。

そして彼があのとき頑張って働いてくれたから、

その後私たちがパン屋やギャラリーを始められる資金が、手元に入ってきました。

どんなものごとにも、いい側面と悪い側面があります。

それを笑って振り返られるかどうかは、

その後の暮らし方で大きく変わってきます。

かおり-「しあわせのつくり方」より


どちらかだけが語るのではなく
夫婦両方の目線から語られているからこそ
価値観の違う相手と、時間をかけて
どんなふうに心地よい関係を築いていったかを感じることができます。

 

とくに、「しあわせな二人」では

これまで積み上げてきたお二人の”今”の

価値観が主に語られていて、

「しあわせのつくり方」では

今に至るまで、決して最初から幸せな、

完璧な形の関係ではなく、

誰もが一度は抱えるような夫婦の問題で

悩まれていたことがわかります。


だけど、お二人は日々の生活を少しずつ

アップデートさせていくことに長けているのだと思います。
長い生活の延長線の先に時間をかけたからこそ

できあがる「関係性」があるのだなぁと思いました。

 

(私がこの本のファンすぎて)
実は一度吉祥寺のギャラリーに伺って

実際のお2人にもお会いしたことがあるのですが

にこにこと朗らかでとっても素敵なたたずまいが

忘れられません。

 

 

-自分自身が「しあわせだ」と思うことでしか、
本当のしあわせは得られない。

 

-誰かがしあわせを運んできてくれるわけでも、
しあわせにしてくれるわけでもなく、それはいつも、

自分たちの足元に、内側に、しっかりあって、大切に育てられるかどうかは、自分たち次第だってこと。-
「しあわせな二人」より

 

興味のある方はぜひ読んでみてくださいね。

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