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エリザベス女王に学ぶウェディングの装い

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エリザベス女王に学ぶウェディングの装い

エリザベス女王に学ぶウェディングの装い

2022/10/07

 

先日、70年間という期間イギリスの君主であった

エリザベス女王が亡くなりました。

世界のロイヤルファミリー好きの私としてはとても悲しく喪失感のある数日を過ごしました。

その間、彼女についての様々なメディアの情報に触れたのですが、これからウェディングドレスを選ぶ方にとっても

参考になるような内容があったのでご紹介しようと思います。

 

エリザベス女王は公務の際、ファッションで様々な思いを表現していました。

国際舞台では相手国への敬意や思いやりを装いであらわしていたそうです。

ロンドンオリンピックにはどの国旗にも使われていない

ピンク色のドレスを、

コロナ禍のパンデミックの際には国民に安心を与える

グリーンのドレスを、というふうに。

来日された際には赤と白という日本の国旗の2色で織られたツイードをお召しでした。

 

エリザベス女王と私たちは立場は違いますが、結婚式という場において大切な人やお世話になった人、すなわち自分達が心から敬意や想いを表わしたい相手が集まる場であるということは同じです。

 

日本という国はドレスコードにおいては保守的であると言えます。

冠婚葬祭だけでなく就職活動や学校の制服などを思い浮かべても「目立たないように」とか「いかに無難か」という没個性が良いものとされてきた風潮があると思います。

ひと世代前の結婚式はみんな同じようなドレスに同じようなアクセサリーで

同じような進行の結婚式をしていましたよね。

 

時代が変わって、多様性が良しとされる時代に世界が移行しようとしている中で

10年前と比べて結婚式・ウェディングドレスはかなり多様化され選択肢も増えたと思います。

花嫁さまの選択肢を増やしたい、という想いでミニュイを始めたのでそれはとても喜ばしいことです。

ただ、ウェディングにおいての多様性というのは「なんでもあり」とは少し違うと思うのです。

結婚式はあくまで結婚式。フォーマルな場です。

エリザベス女王はフォーマルにふさわしい装いでありながら随所に自分らしさ、そして自分の想いを込めていました。

ファッションは言葉だけではない、その人の”人となり”をあらわす手段として大きなパワーを持っています。

ただ単に「おしゃれに見えるか」「流行のデザインか」ということだけにとらわれずに

ゲストへのリスペクトを込めた自分らしさ、というものを

ウェディングドレスでどのように表現するか。

そこも含めてぜひドレス選びを楽しんでもらいたいと思います。

エリザベス女王のように!

 

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