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ウェデイングドレスで魔法をかける

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ウェデイングドレスで魔法をかける

ウェデイングドレスで魔法をかける

2020/08/19

金沢市内でオーダー・レンタルの

ウェディングドレスを扱っている

レクチュール・ドゥ・ミニュイのデザイナーSayakaです。

 

今日は少し、私の話をします。

私は子供の頃から容姿にコンプレックスがありました。

鏡を見るたびにあともう少し目が大きかったら、、

とかいつも考えていて

そんな自分をちょっとでもよく見せたい、と思って

ファッションや美容に関することに興味を持つようになりました。

 

小学生のとき、もっとも記憶に残っていることなんですが

両親に連れられて行ったイオン(当時はジャスコ笑)で

自分が心から好きだ!と思うお洋服があったんです。

(当時はジャスコでしか洋服を買ってもらえませんでした。。)

それを着たときに嬉しくて、楽しくて、

自分が無敵になったような

ひとつ上の世界に行ったような、、

なんとも言えない幸せな気持ちになったんですね。

洋服によって魔法がかかったような気分でした。

 

この気持ちを感じていられたら

いつもの自分に自信がないわたしではなく、

今ならなんでもできそうな自分になれる…

そのとき感じた気持ちは今も心に残っています。

 

その体験から人に服を選ぶことも好きでした。

私の両親は服に全く無頓着な人たちだったのですが

似合いそうな服を選ぶと喜んでくれました。

妹が着ている服にあわせて髪をアレンジしてあげたり

小学生のときから趣味で服を作っていたので

小物や服を人に作ってはプレゼントしていました。

 

中学生のとき、将来の夢について書く授業がありました。

これも今でも覚えていることですが

スタイリスト、デザイナー、パタンナー、、

服に関する職業を色々思い浮かべてみたけど

どれもしっくりとは来なくて

「着る人が幸せになる服をつくる人」と書きました。

それが一番しっくり来たのです。

 

幸いなことに今、そのとき書いた夢は

現実になっていると思います。

ウェディングドレスは着る人も、そのまわりの人も

幸せになれる服だと思っていて、

また、そうでなければならないとも思っています。

 

コンプレックスというのは人それぞれですが

少なからずどんな方も持っているのではないかと思います。

私は自分の見た目に関するコンプレックスがあったからこそ少しでも細く見せたい、可愛く見せたいと思う方の気持ちもすごくわかります。

たまに、同伴でいらした親御さんが

「あなたは太っているからこんなドレス似合わないんじゃない」なんて言われる方もいらっしゃるんですよね。

そんなときは当日「本当に綺麗だね」と絶対に

ご両親にも言っていただきたい!そういう花嫁様に

仕上げてあげたい!と勝手に燃えてしまいます。笑

 

ミニュイのドレスは細く見える!と言ってくださるお客様もいらっしゃるんですが、

それはそういう容姿にコンプレックスがある人がどんな風に見せたいかがわかるから

そこをカバーするようなデザインにしているからだと思います。

 

私が小学生のときに感じた大好きな服を着たときの

いつもの何倍も自分に自信を持てたり、

今なら何にでもなれそうな無敵な気持ち。

自分に魔法がかかったような気持ち。

それをご結婚式という人生でもっとも特別な日に感じてもらいたい。

ミニュイのドレスを纏うことでそんな気持ちを

ぜひ体験して欲しいと思っています。

 

 

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